特別な日のご褒美に選びたいスイーツが、白金高輪の名店「PATISSERIE RYOCO」のキャラドゥです。キャラメルとチョコレートが織りなす濃厚なハーモニーは、一度食べたら忘れられない体験になります。
PATISSERIE RYOCOとは?白金高輪の名パティスリー
東京・白金高輪の名店「PATISSERIE RYOCO(パティスリー リョーコ)」は、スイーツ好きなら一度は名前を耳にしたことがあるほど有名なパティスリーです。その中でも筆者がイチ推しなのが「キャラドゥ」。キャラメルとチョコレートが織りなすリッチな味わいは、多くのファンを魅了してやみません。小さな見た目ながら、ひと口で世界が変わるような濃厚さが特徴です。

(2013年のキャラドゥ)
この年はプチシュークリームとロッシェ・ショコラ(単品販売アリの焼き菓子)でデコレーションされていました。
写真の古さからも歴史を感じます。
キャラドゥを実際に食べてみた感想
口にするとまずキャラメルの香ばしいほろ苦さが広がり、続いてチョコレートの滑らかな甘みが追いかけてきます。外観はシンプルですが、その奥にある繊細なバランスが秀逸で、食べ進めるごとに新しい表情を見せてくれます。甘さはしっかりありますが、余韻に残るのはどこか大人っぽいビター感。紅茶やコーヒーと合わせると、その上品さがより際立ちました。

(2023年のキャラドゥ)
見た目はシンプルですが、チョコレートとロッシェ・ショコラでデコレーションされていて、上を飾るクリームはキャラメル風味でとても濃厚で美味しかった!
キャラドゥの魅力とアピールポイント
- ショコラとキャラメルの調和や、程よく効いた塩味など、RYOCOならではの多重奏のような美味しさ。
- キャラメルムースの“なめらかさ”と、土台のクッキー生地の“ザクザク感”が織りなすコントラスト。フォーク越しにも、口に入れてからも感じられる心地よい二重の食感。
- 高級感ある見た目は、手土産やギフトにも最適。
注意点(欠点というより留意点)
- 人気商品ゆえに売り切れ必至。ネットでの事前予約は必須。
- 近年はクリスマスシーズンのみの販売を見かけるなど、シーズン限定の可能性がある。
- サイズは小ぶりなので、ボリュームを求める方には物足りなく感じることも。
- 繊細で崩れやすいので、持ち運びには細心の注意を。
- 店舗はアクセスしやすい場所とは言えず、駐車場も限られているため、車での来店は特に注意。
- 繁忙期は引き渡しに時間がかかることも。過去には予約していても1時間以上待った経験あり。
総評:キャラドゥは“体験”そのもの
忘れもしない2012年2月11日。白金でのオープン初日から通う筆者は、以来10年以上のRYOCOファンです。人生の節目ごとにRYOCOのケーキを選んできたからこそ、日々のストレスと戦える力をもらえていると感じています。

(2024年のキャラドゥ)
前年より更に磨きがかかった美しさでした!
デコレーションが変わって、チョコレートとクロカン(これも単品販売あり)でした。
「キャラドゥ」は単なるケーキではなく、“体験”に近い存在です。ひと口で広がる香りや舌触り、食べ終えた後に残る余韻はまるで福音。そのすべてが完成度の高いスイーツと言えるでしょう。普段使いには少し贅沢かもしれませんが、大切な日のご褒美や特別な人への贈り物には、これ以上ない選択肢です。
他にも沢山の美味しい“体験”がPATISSERIE RYOCOには詰まっています。後日改めて別の商品や思い出もご紹介したいと思います。
店舗情報
- 店舗名: パティスリー リョーコ(PATISSERIE RYOCO)
- 所在地: 東京都港区高輪3-2-8
- 営業時間:公式サイトをご確認ください
- 公式サイト:https://www.ryoco.jp/


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