.Y.C.SAND
特別な日にも、自分へのご褒美にも。N.Y.C.SANDの安定感
特別な日のご褒美に選びたいお菓子のひとつが、東京・大丸東京店で行列を作る「N.Y.C.SAND(ニューヨークキャラメルサンド)」。
今回は、9月2日から期間限定で登場した スイートポテトキャラメルサンド を含むギフトボックス18個入(4,212円)を購入しました。
内容は、キャラメルサンド8個・スカッチサンド3個・キャラメルブリック4個・スイートポテトキャラメルサンド3個。
筆者は平日夕方に訪れ、約30分待ちで購入。休日には1時間前後並ぶこともある人気ぶりです。
🕒 大丸東京店は時間帯によっては長蛇の列になることも。平均待ち時間は平日で30〜40分、土日祝は60分前後が目安。
を開ける前から感じる特別感とN.Y.C.SANDの高級感
黒×白のストライプが印象的な紙袋と、ゴールドのロゴが映える包装紙。開封する瞬間から“特別な贈り物”の高揚感を味わえます。



箱を開けると、色鮮やかな個包装が整然と並び、それぞれの味が一目でわかる仕様に。ギフトとしての完成度も非常に高く、開けた瞬間に歓声が上がること間違いなしです。
それぞれの味をじっくりレビュー

■ キャラメルサンド

定番中の定番。サクッと軽いビスケットの中に、とろりとしたキャラメルとチョコレートが層を成し、濃厚ながらも後味は上品。何度食べても期待を裏切らない完成度です。
■ スカッチサンド
アーモンドスカッチをサンドすることでサクサク感が心地よく、アーモンドの後味もあって癖になる不思議食感。香ばしさが後を引き、コーヒーとの相性も抜群です。

■ キャラメルブリック

他のサンドとは全く違う食感で、ソフトキャラメルをアーモンドやナッツでまぶしたヌガーのよう。常温では柔らかく、冷蔵庫で冷やすとカリッと歯ごたえが出て、まるで別物のように楽しめます。
サンドとセットで購入すれば、味と食感のバリエーションが一気に広がります。
■ スイートポテトキャラメルサンド(期間限定)
今回の主役。大きさはキャラメルと同じなのに倍くらい重い感覚です。紫とオレンジのチェック柄が目を引くパッケージを開けると、ふんわり甘いさつまいもの香りが広がります。キャラメルのコクと芋のやさしい甘みが重なり、秋らしい温かみのある味わい。
口の中で溶けるバターの香りがなんとも贅沢で、季節限定の特別感をしっかり感じられます。

並んでも買いたくなる理由
N.Y.C.SANDの魅力は、素材のバランスと品質の安定感。
2015年7月1日のオープン初日から知っている筆者ですが、この10年で味のブレを感じたことがありません。キャラメルの火入れやチョコの厚み、焼き加減の細やかさまで、どれを取っても完成度が高い。
並ぶのは大変ですが、手に入れた瞬間の幸福感がそれを上回ります。行列が途絶えない理由は、一口で納得できる“安心の味”にあります。
羽田空港なら並ばず買える、けれども…
N.Y.C.SANDは羽田空港第2ターミナルでも購入可能。こちらは驚くほどスムーズに買えることが多く、ほとんど並ばない“穴場スポット”。
ただし、都心から空港までのアクセスを考えると、時間と交通費のハードルが…。
「近くに住んでいる人が羨ましい」と毎回思うほど。出張や旅行のついでに買える人は本当に幸運です。
総評:10年来の定番が、今も心を掴む
2015年のオープン初日からN.Y.C.SANDを知り、気づけば10年以上のお付き合い。限定フレーバーが出ても、やはり最後はキャラメルサンドに戻ってしまう──そんな安心感があります。
今回のスイートポテトキャラメルサンドは、秋の訪れを感じさせる香ばしさと優しい甘みで、新しさと懐かしさを同時に味わえる特別な一品。秋の味覚として楽しめるうちにぜひ味わってみてください。
贈り物にも、自分への小さなご褒美にもぴったりな、まさに「東京土産の王道」と呼ぶにふさわしい存在です。


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